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入院3日前|一日中しゃべり続け、過去の話が現実と合わない。「これは普通の体調不良ではない」と思った日

📖 ある日からの記録
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前日から、独り言の多さや会話のかみ合わなさが気になっていました。

でも、この日はさらに様子が変わりました。

朝から、とにかく話す。

ぶつぶつと何かを話し続け、

こちらにも、

「聞いてほしい」

という様子で、ほぼ一日中話をしていました。

しかも、その内容をよく聞いてみると、

過去に起きた出来事について、私の知っている事実とは違う話が次々に出てきます。

この日、私は初めて、

「これは疲れているとか、お腹の調子が悪いとか、そういう話ではなさそうだ」

と真剣に考え始めました。

前日の記録はこちらです。

→ 入院4日前|独り言が急に増え、会話がかみ合わない。「明らかにいつもと違う」と感じた日

朝から、ほとんど休まず話し続けていた

前の晩、あまり眠れていなかったのかもしれません。

朝から独り言がさらに増えていました。

それだけではなく、とにかく私に話を聞いてほしい様子でした。

私は一日中、話を聞くことになった

この日は私の仕事が休みでした。

本来なら、自宅でPC作業を進めるつもりでした。

でも、ほとんど何もできませんでした。

本人がずっと話しかけてくるからです。

一つの話が終わったと思ったら、また別の話。

過去の出来事。

学校時代のこと。

人間関係のこと。

「ごめんなさい」という言葉も何度も出てきました。

私は、

「何について謝っているの?」

と聞きます。

すると、また別の話が始まります。

この日は、

本人の話を聞くことだけで一日が終わった

と言ってもいいくらいでした。

一見すると会話が成立しているようにも見えた

不思議だったのは、まったく会話ができないわけではなかったことです。

こちらが質問すると、それに答えることもあります。

しかも話し方だけを聞いていると、かなり滑らかです。

次から次へと言葉が出てきます。

私は当時、

「ある意味、すごいくらい話すな」

と思ったほどでした。

でも、内容を一つずつ確認していくと、

話のつながりや事実関係におかしなところがありました。

過去について、事実と合わない話が増えていった

この日、本人が繰り返し話していたのは、昔の人間関係についてでした。

「自分は嫌われている」

「昔こんなことをしたから、みんなに嫌われた」

「友達がいない」

というような話が次々と出てきました。

本人は本気で苦しんでいるように見えた

私が知っている事実とは違う内容もありました。

本人が話す内容すべてが事実なのか、記憶違いなのか、当時の私には判断できません。

ただ、

本人自身はその話を本気で信じ、苦しんでいるように見えました。

だから、

「そんなことないよ」

の一言では終わりません。

こちらが否定しても、また別の話につながっていきます。

そして本人の中では、過去のさまざまな出来事が、

「自分は嫌われている」

という一つの話につながっているように見えました。

よく聞くと、話の辻褄が合わない

一つ一つの言葉だけ聞いていると、それらしい話に聞こえることもありました。

でも、長く聞いていると、

「あれ?」

と思うところが出てきます。

時間が合わない。

出来事の順序が合わない。

私が知っている事実とも違う。

それでも本人は、かなり確信を持って話しているように見えました。

私はこの頃から、

「こちらが知らない出来事を話している」のか、「現実とは違うことを信じている」のか、その区別すらつかなくなっていました。

食事もほとんど取れなくなっていた

この日は、話だけではなく体調も気になりました。

朝も昼も食欲がありませんでした。

飲めたのは麦茶くらい。

ようやく食事を取れたのは夕方でした。

暑い時期なのに毛布にくるまっていた

熱っぽく感じていたのか、

冷却シートや首元を冷やすものを欲しがりました。

その一方で、かなり暑い時期なのに毛布にくるまっていることもありました。

暑いのか。

寒いのか。

体調が悪いのか。

本人自身も、うまく説明できていないように感じました。

私も、

精神的な問題なのか、身体的な病気なのか

まったく分かりませんでした。

気分転換になるかと思って外へ連れ出した

一日中家の中で話し続けていたので、

「少し身体を動かしたら気分転換になるかな」

と思いました。

夕方、車を洗いに行くことにして、本人も誘いました。

車を拭くのを手伝ったものの「疲れた」

本人には、洗った車を拭くのを少し手伝ってもらいました。

でも、すぐに、

「疲れた」

という様子になりました。

体力的にもかなり落ちていたのだと思います。

私は帰り道に、

「コンビニでアイスでも買おうか」

と誘いました。

少しでも食べられればと思ったからです。

コンビニでは、私の後ろに隠れるようにしていた

そこでまた、私は強い違和感を覚えました。

本人が私の後ろに隠れるようにして、

なるべく他の人から見られないようにしている

ように見えたのです。

普段なら、そんな行動はしません。

私は、

「どうしたんだろう」

と思いました。

この日になると、

一つ一つなら説明できそうなことが、

あまりにもたくさん重なっていました。

「病院をどうしよう」と真剣に悩み始めた

前日までも心配はしていました。

でも、この日は明らかに段階が違いました。

一日中続く独り言。

止まらない会話。

事実と合わない過去の話。

ほとんど取れない食事。

眠れていないような様子。

普段とは違う行動。

人目を避けるような姿。

これらを一日見て、

「これは明らかにおかしい」

と思いました。

近くの診療所という話ではない気がした

体調が悪そうだったので、最初は近くの診療所で診てもらうことも頭にありました。

でも、この日の様子を見て、

「それだけで済む話ではないかもしれない」

と思い始めました。

何科に行けばいいのか。

精神科なのか。

すぐ受診した方がいいのか。

本人をどうやって連れていくのか。

そもそも、この状態を病院にどう説明すればいいのか。

病院をどうしよう。

この問題が、いよいよ現実のものになってきました。

この時はまだ「被害妄想」という言葉をよく知らなかった

今、この日のメモを見ると、私は当時すでに「被害妄想」という言葉を使って記録しています。

でも、専門的に何が妄想に当たるのかを、当時きちんと理解していたわけではありません。

私に分かっていたのは、

本人が強く信じて話していることの中に、私の知っている事実とは合わない内容が増えていた

ということです。

独り言の理由も、この時点では分からない

独り言についても同じです。

後から振り返れば、

「あの時、何か聞こえていたのだろうか」

と考えたことはあります。

でも、この日の独り言が何によるものだったのかは分かりません。

だから、今の私が結果を知っているからといって、

当時起きていた一つ一つを、後から病気の症状だと決めつけない

ようにしています。

このブログでは、その時に家族が実際に見たことを残していきたいと思っています。

5日前、4日前、3日前。振り返ると変化が速い

こうして記録を並べると、わずか数日の変化に驚きます。

入院5日前は、

「なんとなく、いつもと違う」

という程度でした。

入院4日前には、

「明らかに、いつもと違う」

と思うようになりました。

そして入院3日前。

私は、

「これは普通の体調不良ではない」

と考え始めています。

その間、わずか数日です。

この時点でも、数日後に入院するとは思っていなかった

病院のことは真剣に考え始めました。

それでも、

数日後に警察が来ることも、

精神科へ緊急受診することも、

その日のうちに入院することも、

まだ想像していませんでした。

ただ、

「何かしなければいけない」

という気持ちは、この日にはかなり強くなっていました。

次の日、さらに本人の様子が変わります。

そして私も、いよいよ精神疾患を疑い始めることになります。

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